前置き

「なんか自分も性的少数者らしい」と気づいたので全インターネットに向けた「ここにも仲間がいるよ」的な意思表明です(診断のしようがないので仲間といえるのかはわからん)。

当事者かも、と思っている方に伝えたいことがひとつありまして。
性自認について、あなたがそう思うならそれが真実なので深刻に考えなくていいです。
だれもあなたの性自認なんて興味ありません。

この記事にたどり着くのはおそらく10代の方が多いと思います。
センシティブな事実に気づいたことにより昔の自分なら間違いなく中二病を拗らせていたと思うので、自戒の意を込めて上記のように記しています。
日常生活に支障があるようならカウンセリングへ行ってください。

中身はただの日記ですので参考程度にどうぞ。

気づいたきっかけ

近々卒業式があるんですよ。
大学とか専門学校とかの卒業式っておおよそ袴かスーツじゃないですか。

そこで「袴もスーツも着たくない！」という我儘が発生しまして。
理由としては「ウィメンズのスーツが嫌(就活用のリクルートスーツ)」「袴もお金かかるし着付け面倒くさい」って感じです。

そうなると一般的な女性の着る正装って「なんかつるつるした素材のワンピース」になるんです。
しかし自分はそれが絶望的に似合わない(と思っている)。まぁ要するに着たくないです。
そしたら「じゃあ何着たらええねん」ってなるんですよ。
イオンモール行っていろんなお店見たんですけど、どこもそれしか売ってないし。

ネットならどうにかならんかなと思って「正装　ボーイッシュ」で調べたら気になる単語を見つけました。

「FtX(Female to X)」

もしかしたらいま義務教育の人は授業とかで聞いたことあるんですかね？自分はLGBTくらいしか習わなかったけど。

【参考】【ジェンダーアイデンティティーまとめ】FTX MTX FTM MTFの違いって何？

意味合いとしては「性自認が不定な女性」になるみたいです。自分は生物学上は女なのであえて分類するならこれになりますね。

で、「FtX　服装」って調べると結構似たような人がいるらしい。
やっぱりみんな「なんかつるつるした素材のワンピース」嫌いやんけ！！！！！！(そうじゃない)

ならもっと早くこの単語を知りたかったな、とちょっとだけと思いましたね。
何年も違和感抱えて生きてたのに昨日知ったんだもん。家にある服今すぐ全部ブラウスとカジュアルジャケットにしたい。

しかし「中間の服(特に礼装などのフォーマルな服)」へたどり着くのは、やはりちょっと難しい。
ウィメンズの正装だとどうしても体に沿ったラインが出るようになってるし、メンズは裾や肩幅が合わないしオーバーサイズになる。
む、難しい！！！！！！！！(これがマイノリティか！！！)

どうにかして妥協点を探っていくけども、もう少し街のお店で「中間の服」が流行るといいな。

以上。

タイトルの出典はこの記事から
性的マイノリティ当事者の経験から生まれたスーツブランド「クーゼス」　全ての人々に十分な「選択肢」を
メンズライクスーツをオーダーメイドで作るサービスがあるそうです。

余談(リクルートスーツについて)

就活中にこんなツイートをしました。

流石に纏足は言い過ぎなんですけども、「具体的に～」の中身は全部ほんの数ヶ月のうちに実際に経験したんですよね。これはさすがに看過できなくないですか？

「#KuToo運動」が記憶に新しい方もいると思うんですが、それでも”これ”が現状なんですよね。
というかツイフェミとそのアンチが活動を揶揄した？っていうんですかね、当時Twitter上では罵詈雑言の応酬でまったくもって建設的な議論なんて行われてなかったんですよ(現在もですが)。

自分含め就活生は今でもこんな目に遭ってるんですよ。職場で靴の規定がある方も。
なのでいい加減パンプスを履かせる文化無くならないかな～と思ってここでも主張しておきます。

「動きやすいスーツには動きやすい靴」が当たり前になればいいなと思いますので、各スーツ販売会社にもそのように意見を提出してみます。